2014年2月10日月曜日

旧暦1/11 身軽に・続き

垂渓庵です。

以前、本を処分しつつあるという話を書いたような気がする。処分を思い切るまでは、逡巡もしたけれど、いったん決めると、あれもこれもという感じでどんどん処分したくなってくる。

先日も専門書を中心にけっこう売っぱらった。いちばんの大物は、池田亀鑑の『古典の批判的処置に関する研究』 だ。ぜんぶまとめていくらって感じ値段が付くので、これだけでいくらになったのかは、分からない。が、あまり高くないのだろうなということは想像がつく。古文関係の専門書は本当に安くなった。

2014年2月6日木曜日

旧暦1/7 佐村河内守の勘違い

垂渓庵です。

今回たいへん香ばしい騒動になるまで、佐村河内守なる人のことは全然知らなかった。ゴーストライターの会見が行われるということだから、ここまで世間を欺き続けてきた経緯についても明らかになっていくことだろう。

何にしても、この佐村河内なる人は、逆境に立ち向かう刻苦精励の人に対する漠然とした不信感を、世の中の人に植え付けたのではなかろうかと思われる。ある意味、彼のやったことは、普通にものを盗ったとか喧嘩したとかいうような行為よりも最低だと言えるのではないか。本人の説明をとっくりと聞きたいところだ。

さて、その佐村河内守なる人の名前を文字で始めてみた時、わたしは全然読み方を間違っていた。