2017年10月24日火曜日

旧暦9/5 国民の負託

垂渓庵です。

選挙が終わって気づけば自民党の一人勝ちだ。いや、立憲民主党も頑張った方だ。とは言っても大勢は動かない。

安倍さんは「国民の負託にこたえる」と言っているが、負託の中身をどう考えているのだろう。国民は「改憲→さらなる右傾化というか愛国心の強要」のような方向を望んでいるのだろうか。安倍さんは望んでいると思うけれど。

北朝鮮がきな臭いことになりつつあり、中国や韓国の反日行動がエスカレートする中で、アメリカがどう出るか、ロシアがどう出るか、不透明な状況だ。そんな中、選択肢がなかったが故に自民党に投票したという人も多いのではないかという気がする。それが負託の中身ではなかろうか。それは全面的な信認ではなく、ちょっと過激というか強硬な路線に走る危険性はあるけれど、他に受け皿がない中で仕方なく選ぶという消極的な選択だろう。

安倍さんに求められているのは、この混沌とした状況を切り抜けることだろう。その限りにおいては自衛隊の出動もやむなし、と思う人も多いかもしれない。が、それをフリーハンドの自由を与えられたと安倍さんは勘違いしやしないか。するような気がしなくもなくなくなくない。あれ。


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