垂渓庵です。
ちょうど23年前、阪神淡路大震災があった。いま教えている生徒らは直接知らない世代だ。彼らは震災と言ったら東日本大震災を連想するだろう。30代以上であっても京阪神地区以外に住んでいる人の多くはそうなのではないかと思う。わたし自身もあの震災をしょっちゅう思い出す訳ではない。が、震災五日目の灘区で目の当たりにした惨状は終生忘れることはないだろう。ふとした拍子にあの様子を思い起こすと、どうかすると胸が詰まりそうになったりすることがある。往事茫々とは言うが、多くの人の死をもたらした災害の印象はなかなか茫々となってくれない。多くの人の無念さがそうさせるのか。
あらためてあの震災で亡くなった人の冥福を祈りたい。
2018年1月17日水曜日
2018年1月16日火曜日
旧暦11/30 少年陰陽師
垂渓庵です。
久々の更新だ。これ、居酒屋ならキープしたボトルがとっくに流れてるな。いかんいかん。
ここんとこ、少しだけ時間がある。でもしばらくしたら、また忙しくなるだろう。むう。
というわけで、生徒から借りたままになっている少年陰陽師というシリーズを読んでいる。借りてるのは10冊ほど。で、今は4冊目だ。借りている本の帯に「400万部突破!! 大人気シリーズ」とある。ずいぶん売れているのだと思って、Amazonで検索してみて驚いた。このシリーズ40冊以上出てるじゃないか。インド人もびっくりだ。というのは今では禁止フレーズになるのかな。そういえば、大学時代の友人の友人が、何かの時に熱く語っていたそうだ。「おれは差別するやつとインド人は嫌いや!!」……。彼のあまりの気迫に、友人は「それ差別やんけ」とは言えなかったそうだ。
閑話休題。少年陰陽師だ。主人公は安倍晴明の孫で、晴明には自分の後継者と目されている。主人公はもともとはおじいちゃん子だったが、ある件以来晴明にわだかまりを持っている。とはいえ晴明を心底嫌い抜いているかというとそうでもなさそうだ。晴明がよく言われていればうれしそうだし、悪くいわれりゃ、術で相手をびびらせる。ま、ツンデレだ。
そんな主人公の相棒が、十二神将の一人で晴明の式神でもある紅蓮だ。彼は口の悪い相棒という感じで、でも主人公を認めている。そんな紅蓮は同じ十二神将からは疎まれている。そこに道長や彰子や行成やついでに妖異などなどが絡んできて、涙あり笑いありの活劇が始まる。
主人公はそこここで「あれが晴明の孫だ」的な目で見られる。なんかハリーポッターみたいだ。
シリアスな雰囲気の息抜きには憎めない雑妖が出てくる。なんかしゃばけの家鳴みたいだ。今気づいた。家鳴って家鴨に似てるな。
晴明は年老いて衰えた今も絶大な通力を誇る。なんか剣客商売の秋山小兵衛みたいだ。
と、どこかで見たよな、この設定やプロットというようなものが見られはするが、それらの組み合わせ方が絶妙だ。主人公がかたくなすぎるのが何だかなあという感じにならなくはないが、まだ4冊目だ。たぶんゆるゆると成長するのだと思う。40冊もあるんだから。
というわけで、あらためてシリーズをそろえようかと思っている。
久々の更新だ。これ、居酒屋ならキープしたボトルがとっくに流れてるな。いかんいかん。
ここんとこ、少しだけ時間がある。でもしばらくしたら、また忙しくなるだろう。むう。
というわけで、生徒から借りたままになっている少年陰陽師というシリーズを読んでいる。借りてるのは10冊ほど。で、今は4冊目だ。借りている本の帯に「400万部突破!! 大人気シリーズ」とある。ずいぶん売れているのだと思って、Amazonで検索してみて驚いた。このシリーズ40冊以上出てるじゃないか。インド人もびっくりだ。というのは今では禁止フレーズになるのかな。そういえば、大学時代の友人の友人が、何かの時に熱く語っていたそうだ。「おれは差別するやつとインド人は嫌いや!!」……。彼のあまりの気迫に、友人は「それ差別やんけ」とは言えなかったそうだ。
閑話休題。少年陰陽師だ。主人公は安倍晴明の孫で、晴明には自分の後継者と目されている。主人公はもともとはおじいちゃん子だったが、ある件以来晴明にわだかまりを持っている。とはいえ晴明を心底嫌い抜いているかというとそうでもなさそうだ。晴明がよく言われていればうれしそうだし、悪くいわれりゃ、術で相手をびびらせる。ま、ツンデレだ。
そんな主人公の相棒が、十二神将の一人で晴明の式神でもある紅蓮だ。彼は口の悪い相棒という感じで、でも主人公を認めている。そんな紅蓮は同じ十二神将からは疎まれている。そこに道長や彰子や行成やついでに妖異などなどが絡んできて、涙あり笑いありの活劇が始まる。
主人公はそこここで「あれが晴明の孫だ」的な目で見られる。なんかハリーポッターみたいだ。
シリアスな雰囲気の息抜きには憎めない雑妖が出てくる。なんかしゃばけの家鳴みたいだ。今気づいた。家鳴って家鴨に似てるな。
晴明は年老いて衰えた今も絶大な通力を誇る。なんか剣客商売の秋山小兵衛みたいだ。
と、どこかで見たよな、この設定やプロットというようなものが見られはするが、それらの組み合わせ方が絶妙だ。主人公がかたくなすぎるのが何だかなあという感じにならなくはないが、まだ4冊目だ。たぶんゆるゆると成長するのだと思う。40冊もあるんだから。
というわけで、あらためてシリーズをそろえようかと思っている。
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