垂渓庵です。
図書館で国際宇宙ステーション(ISS)がらみの本?ムック?を借りてきた。何となく面白そうだったし。
で、パラパラとページをめくっていて気付いた。ISSに至る日本の宇宙開発の歴史を述べているページに、昭和前期から中期のことがほとんど書かれていない。宇宙開発黎明期、日本ではペンシルロケットやカッパロケット、ラムダロケット、ミューロケットなどなど地道に開発が続けられていたのに。人工衛星「おおすみ」の名前もない。小惑星「イトカワ」に名を遺す糸川英夫博士の名前も出てこない。けなげに頑張った気象衛星「ひまわり」の名前もない。ちょっと寂しい。
科学技術の最新の成果を語るムック類では、昭和前期、金も設備もない中で様々な苦労を重ねつつ研究成果を積み重ねた研究者たちの営為は、すでに先史あるいは前史扱いされているということなのだろう。私にしてみれば、それこそがリアルタイムで感じた科学の進歩そのものだったのに。時代は変わるということだろうけれど、ちょっとそのテンポが速すぎないかとおもわなくもなくなくなくない。あれ。
2018年9月7日金曜日
2018年9月4日火曜日
旧暦7/25 中休み
垂渓庵です。
これまでにないほど長く更新を怠ってしまった。余裕がなかったわけではないが、書く気にならなかったと言えばいいか。
今日も台風で臨時休校にならなければ書かなかっただろうということは、ほぼ確実に言える。
さて、蔵書の売り払い計画は着々と進んでいて、家の本棚が2つというところまで減量できた。その分、実家と職場に持って行ったものも結構あるから、蔵書が本棚二つ分になったというわけではない。職員室の机まわりなどひどいことになっている。あれ、何とかしないといけないな。
本棚の減量が進む一方で息子が本を買いだしていて、家にある本の冊数自体は微増といったところだ。少年探偵団のようなものを読んでいるようだ。以前はもっぱら図書館を利用していたけれど、やはり気に入った本は手元に置いておきたいらしい。お小遣いを貯めて買っている。近くに本屋さんがないので、時々電車に乗って中規模書店のある街に出かける。どんな田舎だと思われるかもしらないけれど、れっきとした大都市のベッドタウンだ。以前は近くに小さな本屋さんが2軒あったけれど潰れてしまった。今は焼肉屋さんと薬局になっている。
今日は息子も臨時休校になったことだし、朝のうちに本屋さんに出かけてもいいかもしれない。などと言っている場合ではない。大阪はあまり台風の被害が出ない所だけれど、今回の台風は油断できないし。息子とベランダ周りを片付けるとするかな。
これまでにないほど長く更新を怠ってしまった。余裕がなかったわけではないが、書く気にならなかったと言えばいいか。
今日も台風で臨時休校にならなければ書かなかっただろうということは、ほぼ確実に言える。
さて、蔵書の売り払い計画は着々と進んでいて、家の本棚が2つというところまで減量できた。その分、実家と職場に持って行ったものも結構あるから、蔵書が本棚二つ分になったというわけではない。職員室の机まわりなどひどいことになっている。あれ、何とかしないといけないな。
本棚の減量が進む一方で息子が本を買いだしていて、家にある本の冊数自体は微増といったところだ。少年探偵団のようなものを読んでいるようだ。以前はもっぱら図書館を利用していたけれど、やはり気に入った本は手元に置いておきたいらしい。お小遣いを貯めて買っている。近くに本屋さんがないので、時々電車に乗って中規模書店のある街に出かける。どんな田舎だと思われるかもしらないけれど、れっきとした大都市のベッドタウンだ。以前は近くに小さな本屋さんが2軒あったけれど潰れてしまった。今は焼肉屋さんと薬局になっている。
今日は息子も臨時休校になったことだし、朝のうちに本屋さんに出かけてもいいかもしれない。などと言っている場合ではない。大阪はあまり台風の被害が出ない所だけれど、今回の台風は油断できないし。息子とベランダ周りを片付けるとするかな。
2018年1月17日水曜日
旧暦12/1 今日で23年
垂渓庵です。
ちょうど23年前、阪神淡路大震災があった。いま教えている生徒らは直接知らない世代だ。彼らは震災と言ったら東日本大震災を連想するだろう。30代以上であっても京阪神地区以外に住んでいる人の多くはそうなのではないかと思う。わたし自身もあの震災をしょっちゅう思い出す訳ではない。が、震災五日目の灘区で目の当たりにした惨状は終生忘れることはないだろう。ふとした拍子にあの様子を思い起こすと、どうかすると胸が詰まりそうになったりすることがある。往事茫々とは言うが、多くの人の死をもたらした災害の印象はなかなか茫々となってくれない。多くの人の無念さがそうさせるのか。
あらためてあの震災で亡くなった人の冥福を祈りたい。
ちょうど23年前、阪神淡路大震災があった。いま教えている生徒らは直接知らない世代だ。彼らは震災と言ったら東日本大震災を連想するだろう。30代以上であっても京阪神地区以外に住んでいる人の多くはそうなのではないかと思う。わたし自身もあの震災をしょっちゅう思い出す訳ではない。が、震災五日目の灘区で目の当たりにした惨状は終生忘れることはないだろう。ふとした拍子にあの様子を思い起こすと、どうかすると胸が詰まりそうになったりすることがある。往事茫々とは言うが、多くの人の死をもたらした災害の印象はなかなか茫々となってくれない。多くの人の無念さがそうさせるのか。
あらためてあの震災で亡くなった人の冥福を祈りたい。
2018年1月16日火曜日
旧暦11/30 少年陰陽師
垂渓庵です。
久々の更新だ。これ、居酒屋ならキープしたボトルがとっくに流れてるな。いかんいかん。
ここんとこ、少しだけ時間がある。でもしばらくしたら、また忙しくなるだろう。むう。
というわけで、生徒から借りたままになっている少年陰陽師というシリーズを読んでいる。借りてるのは10冊ほど。で、今は4冊目だ。借りている本の帯に「400万部突破!! 大人気シリーズ」とある。ずいぶん売れているのだと思って、Amazonで検索してみて驚いた。このシリーズ40冊以上出てるじゃないか。インド人もびっくりだ。というのは今では禁止フレーズになるのかな。そういえば、大学時代の友人の友人が、何かの時に熱く語っていたそうだ。「おれは差別するやつとインド人は嫌いや!!」……。彼のあまりの気迫に、友人は「それ差別やんけ」とは言えなかったそうだ。
閑話休題。少年陰陽師だ。主人公は安倍晴明の孫で、晴明には自分の後継者と目されている。主人公はもともとはおじいちゃん子だったが、ある件以来晴明にわだかまりを持っている。とはいえ晴明を心底嫌い抜いているかというとそうでもなさそうだ。晴明がよく言われていればうれしそうだし、悪くいわれりゃ、術で相手をびびらせる。ま、ツンデレだ。
そんな主人公の相棒が、十二神将の一人で晴明の式神でもある紅蓮だ。彼は口の悪い相棒という感じで、でも主人公を認めている。そんな紅蓮は同じ十二神将からは疎まれている。そこに道長や彰子や行成やついでに妖異などなどが絡んできて、涙あり笑いありの活劇が始まる。
主人公はそこここで「あれが晴明の孫だ」的な目で見られる。なんかハリーポッターみたいだ。
シリアスな雰囲気の息抜きには憎めない雑妖が出てくる。なんかしゃばけの家鳴みたいだ。今気づいた。家鳴って家鴨に似てるな。
晴明は年老いて衰えた今も絶大な通力を誇る。なんか剣客商売の秋山小兵衛みたいだ。
と、どこかで見たよな、この設定やプロットというようなものが見られはするが、それらの組み合わせ方が絶妙だ。主人公がかたくなすぎるのが何だかなあという感じにならなくはないが、まだ4冊目だ。たぶんゆるゆると成長するのだと思う。40冊もあるんだから。
というわけで、あらためてシリーズをそろえようかと思っている。
久々の更新だ。これ、居酒屋ならキープしたボトルがとっくに流れてるな。いかんいかん。
ここんとこ、少しだけ時間がある。でもしばらくしたら、また忙しくなるだろう。むう。
というわけで、生徒から借りたままになっている少年陰陽師というシリーズを読んでいる。借りてるのは10冊ほど。で、今は4冊目だ。借りている本の帯に「400万部突破!! 大人気シリーズ」とある。ずいぶん売れているのだと思って、Amazonで検索してみて驚いた。このシリーズ40冊以上出てるじゃないか。インド人もびっくりだ。というのは今では禁止フレーズになるのかな。そういえば、大学時代の友人の友人が、何かの時に熱く語っていたそうだ。「おれは差別するやつとインド人は嫌いや!!」……。彼のあまりの気迫に、友人は「それ差別やんけ」とは言えなかったそうだ。
閑話休題。少年陰陽師だ。主人公は安倍晴明の孫で、晴明には自分の後継者と目されている。主人公はもともとはおじいちゃん子だったが、ある件以来晴明にわだかまりを持っている。とはいえ晴明を心底嫌い抜いているかというとそうでもなさそうだ。晴明がよく言われていればうれしそうだし、悪くいわれりゃ、術で相手をびびらせる。ま、ツンデレだ。
そんな主人公の相棒が、十二神将の一人で晴明の式神でもある紅蓮だ。彼は口の悪い相棒という感じで、でも主人公を認めている。そんな紅蓮は同じ十二神将からは疎まれている。そこに道長や彰子や行成やついでに妖異などなどが絡んできて、涙あり笑いありの活劇が始まる。
主人公はそこここで「あれが晴明の孫だ」的な目で見られる。なんかハリーポッターみたいだ。
シリアスな雰囲気の息抜きには憎めない雑妖が出てくる。なんかしゃばけの家鳴みたいだ。今気づいた。家鳴って家鴨に似てるな。
晴明は年老いて衰えた今も絶大な通力を誇る。なんか剣客商売の秋山小兵衛みたいだ。
と、どこかで見たよな、この設定やプロットというようなものが見られはするが、それらの組み合わせ方が絶妙だ。主人公がかたくなすぎるのが何だかなあという感じにならなくはないが、まだ4冊目だ。たぶんゆるゆると成長するのだと思う。40冊もあるんだから。
というわけで、あらためてシリーズをそろえようかと思っている。
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