垂渓庵です。
先月、今月とひと月ずれるけれど、日にちは旧暦といまの暦とが一致していた。しかし、ここからは徐々にずれていく。来年の正月元旦で10日のずれだ。再来年の正月元旦だと20日ずれる。とはいえ、そのままどんどんずれまくるわけではない。再来年の11月にはまた日にちが一致するようになる。当たり前と言えば当たり前か。ひと月は最大30日しかないんだから。
では、月はどうか。何の手も加えなければどんどんずれていくはずだ。もちろん、1年は基本的には12ヶ月しかないのだから、いずれはぐるっと一回りして元に戻る。が、その間には、真夏に1月になったり、真冬に8月がやってくることも起こりうる。そうならないように適宜挿入されるのが閏月(うるうづき)だ。これによって月のずれが解消される。
現在の暦になれていると分かりにくいが、旧暦も毎日慣れ親しむようにしていると我と我が身になじんでくる。moonの月の見え方なんかは、むしろ旧暦の法がしっくりしてくるから不思議だ。
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