垂渓庵です。
ああ、今日が旧暦で何月何日なのかも調べないとすぐに出てこなくなってしまった。順調にブログを更新していた頃は、旧暦とともに生きていたのに(うそ)。
表題にも記したように、いま片岡義男さんの小説を読んでいる。自慢ではないが、これまで片岡さんの小説を読んだことはない。たぶん。別に毛嫌いしていたというわけでもなく、ただただ縁がなかったというに尽きる。
いま読んでるのは、「夏と少年の短篇」という短編集だ。登場人物達の関係性がべたべたしていずに心地よいところもあるのだけれど、登場人物達の会話がどうもしっくりしない。
何と言えばいいのだろう。人工的にすぎやしないか、と思ってしまうのだ。 読み進めるうちに慣れるかと思ったのだけれど、どうも、どこまでいっても違和感が無くならない。清水義範さんの「永遠のジャック&ベティ」を読む感じに近いと言えばいいか。
人工的という意味がお分かりいただけるだろうか。筆者の文体の問題なのか、あるいは狙ってそういう感じを出しているのか、ちょっと計りかねている。そこらをはっきりさせるためにも、ほかの本も読み進めてみようかな。ひょっとしてこれは片岡さんの戦略か。
どうも、表題とえらいこと異なるお粗末極まりない文章になってしまった。すみませぬすみませぬ。
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