垂渓庵です。
今朝は家を出るのが少し遅くなって、いつもと違う時間の電車に乗った。例によってタブレットでアニメの視聴をしていたので気づかなかったのだけれど、いつごろからか、頭の上から聞こえてくる車内放送が、少し遅れて後ろの方からエコーのように響いてくる。ワイヤレスのイヤホンがの同期がきっちりとれていないような感じと言えばいいだろうか。
気づいてからどうも気持ち悪いなあと思いながら聞くともなく聞いていると、エコーの文言が時々乱れる。なんじゃ? と思い、よく聞いていると、スピーカーを通さない肉声だ。これは、あれだ。車内放送の真似をする人だ。しかし、他の真似をする人とは違い本物の車内放送の再現度がとても高い。もはや芸と言っていい領域だった。私の視野に入る人たちがどうもその音源の人を注視しているようだ。音源の人はたぶん普段はその電車に乗っていないんじゃないかな。いい感じで一日のスタートを切れたという気がした。
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