垂渓庵です。
筒井康隆さんの七瀬シリーズについてその2だ。もっとも、第三作の『エディプスの恋人』は読まないままなんだけれど。
ざっくりと前回を振り返ると、『家族八景』の七瀬に違和感を感じるのはなぜなのだろう、という話だった。
その原因の一つとしては、当時のSF周辺のメディアでの七瀬評自体が、そもそも『家族八景』の七瀬像とは少しずれてたんじゃないか、ってことを指摘した。今回はその続き。
2014年1月26日日曜日
2014年1月21日火曜日
旧暦12/21 火田七瀬を考える 1
垂渓庵です。久方ぶりの更新だけれど、もういちいち触れるのも面倒になってきた。ちょっと忙しかったのです。
この何日かで筒井康隆さんの『家族八景』と『七瀬ふたたび』を読んだ。再読ではない。初読だ。おまえはそれでSFファンをよく名乗っているなと言われそうだが、わたしの未読SFをリストにしたら、おまえなんかSFファンじゃないと言われるところだろう。が、何と言われようが、わたしはSFファンだ。どうしても納得できないという方が多ければ、心のSFファンと言ってもいい。
さて、『家族八景』と『七瀬ふたたび』を読んで思ったことを少し書いてみよう。ほんとうは、『エディプスの恋人』も含めて三部作なのだけれど、まだ読んでない。読むとしてももう少し先になりそうだ。というわけで、印象がはっきりしているうちに書いておく次第。記憶力が劣化しているしね。
この何日かで筒井康隆さんの『家族八景』と『七瀬ふたたび』を読んだ。再読ではない。初読だ。おまえはそれでSFファンをよく名乗っているなと言われそうだが、わたしの未読SFをリストにしたら、おまえなんかSFファンじゃないと言われるところだろう。が、何と言われようが、わたしはSFファンだ。どうしても納得できないという方が多ければ、心のSFファンと言ってもいい。
さて、『家族八景』と『七瀬ふたたび』を読んで思ったことを少し書いてみよう。ほんとうは、『エディプスの恋人』も含めて三部作なのだけれど、まだ読んでない。読むとしてももう少し先になりそうだ。というわけで、印象がはっきりしているうちに書いておく次第。記憶力が劣化しているしね。
2014年1月12日日曜日
旧暦12/12 いったい…
垂渓庵です。
以前このブログで田中啓文さんに触れたことがあると思う。『蹴りたい田中』や『銀河帝国の弘法も筆の誤り』『異形家の食卓』などの作者である、大阪在住の気鋭のSF・ホラー・ミステリー作家だ。また、ジャズサックス奏者でもある。
で、その田中さんの小説を冬休み前後に何冊か読んだ。ここでは、その一冊、『こなもん屋馬子』に仕込まれた小ネタを紹介したいと思う。ま、一種のネタ晴らしだけれども、一瞬で終わるもので、なおかつ作品の展開には少しも触れるところがない、というものだ。
小ネタを紹介する前に、作品について触れるべきなのかもしれないが、面倒なので割愛。詳しくは、これあたりを参考にして下さい。なんというか、いかにも田中さんらしい作品だ。
以前このブログで田中啓文さんに触れたことがあると思う。『蹴りたい田中』や『銀河帝国の弘法も筆の誤り』『異形家の食卓』などの作者である、大阪在住の気鋭のSF・ホラー・ミステリー作家だ。また、ジャズサックス奏者でもある。
で、その田中さんの小説を冬休み前後に何冊か読んだ。ここでは、その一冊、『こなもん屋馬子』に仕込まれた小ネタを紹介したいと思う。ま、一種のネタ晴らしだけれども、一瞬で終わるもので、なおかつ作品の展開には少しも触れるところがない、というものだ。
小ネタを紹介する前に、作品について触れるべきなのかもしれないが、面倒なので割愛。詳しくは、これあたりを参考にして下さい。なんというか、いかにも田中さんらしい作品だ。
2014年1月2日木曜日
旧暦12/2 西岡棟梁と上武豊太郎校長
少しは更新頻度を上げようと思っている垂渓庵です。今年もよろしくお願いします。
前々回触れた西岡常一棟梁のCDブックの話題を続けよう。
CDブックの1巻目は、「法隆寺棟梁の家に生まれて」という副題がついている。棟梁の前半生について聞くというものだ。その中に、当時の上武豊太郎校長の話が出てくる。
前々回触れた西岡常一棟梁のCDブックの話題を続けよう。
CDブックの1巻目は、「法隆寺棟梁の家に生まれて」という副題がついている。棟梁の前半生について聞くというものだ。その中に、当時の上武豊太郎校長の話が出てくる。
登録:
投稿 (Atom)