2016年4月22日金曜日

旧暦3/16 隙を突く

垂渓庵です。昨日、全校一斉の体力測定があった。

中1から高3まで一斉に行われる。みんながてんでに測定場所に群がると収拾がつかなくなるということで、ローテーションを組んで、グループごとに移動することになっている。

しかし、測定種目によってはやたらに混雑するところがあり、そのまま混雑につかまっていてはずいぶんなロスタイムが発生する。というわけで、グループを任されている教員には難しい判断が迫られることとなる。行儀よく順番を守るか、臨機応変に順路を逸脱するか、という判断である。

いや、普通は迫られない。激しく迫られない。順路を逸脱すると全体のアレンジをしている教員からクレームが来る。行儀よく順番を守っている者からも冷たい目で見られる。要はここでの逸脱行為はあれだ。激しくやっちゃいけないことな訳だ。でも遅くなる。というわけで、わたしは逸脱することにしている。とにかく隙を突いてちゃっちゃとやった方が、手持ちぶさたな状態になっている測定箇所を有効利用することになると思うのだ。ただし、横入りはやっちゃいけない。測定に入る前に中学生がやってきたら道を譲る。それがわたしの中でのルールだ。

で、昨日も臨機応変に測定種目をこなしていったところ、途中で全体指揮の教員からさりげに愚痴られた。慣れている高校生がどんどん行くと、中学生が遅れ気味になると言うのだ。わたしはリソースの有効利用をしているで、文句を言われたわけではない、という自信があるので余裕である。確かにそりゃ困るわな。さっきも中学生が来たので先に行かせてやったんや。と応じておいた。不覚にも隙を突かれてしまった。ふう。

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