垂渓庵です。
しばらく更新が滞ってしまった。懇談その他諸々の雑事にかまけていたのである。
いよいよこの学年最後の懇談だ。が、そんな感慨にふける暇もなく、生徒の進学先をどうするかに頭を悩ませる 毎日だ。中にはもっと悩んでいる保護者が何人もいると思うけれど。
進学先を具体的に考えていかないといけないこの時期の懇談は、一件あたりの時間がどうしても延びてしまう。しかし、幸いなことに推薦入試で進学先を決めている生徒がかなりいることもあって、予定を組むのはずいぶん楽になっている。懇談内容は楽ではないものも多いけれど(ーー)
順調に成績が伸びている生徒なら問題ない。懇談の端々で笑いが起こったりもする。が、成績が今ひとつの生徒の場合、なかなかそうはいかない。子どもの成績の実相に懇談の場で直面して悲嘆に暮れるお母さんがいたり、親子の間が微妙に険悪になったり。中には成績が上がらないことを苦にして泣きそうになる生徒もいる。
保護者が落ち込んでいるのはあまり気にならない。逆に、きちんとお子さんに向かい合ってきましたか、という気持ちが起こることの方が多い。が、生徒が落ち込んでいるのは話が別だ。基本的には自業自得だと思うのだけれど、ここで落ち込んでいては、入試結果がますます悲惨なものになりかねないからだ。特に女子生徒の中には打たれ弱い者もいる。というわけで、柄にもなく力づけたり励ましたりすることになる。
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