2013年1月28日月曜日

旧暦12/17 身軽に、もっと身軽に

垂渓庵です。

最近、本の一部を整理した。書棚一本分である。昔風に言えばみかん箱で10箱ほど。あまりにも場所をふさぐのと、家族の目の圧力を感じたのとによる。

すでに教師業も二十年ほど。その間に手に取らなかった本は、今後も手に取る可能性が少ない。それらをすぱっと取り払ったというわけだ。

もっとも、すべてを売り払ったわけではなく、一部は某所に送った。
売り払ったのは雑多なものが多い。

ユダヤの歴史をはじめとする西洋史関連。歴史へのニッチな興味はなくならないと思うけれど、今回売り払ったものを再び手に取ることは、たぶんない。

人物叢書も一部処分。もともと全部揃っていたわけではないけれど、マイナーどころの伝記は、まあいいかという感じだ。

その他、武田祐吉、西下経一、池田亀鑑などの国文学入門書なども処分。ああ、そうだ。岡崎義恵の本も入っていた。もう読まないと思うし。

某所に送るのは、源氏物語大成、歌学大系、注釈関連書、大陸版の漢書と後漢書、白居易集箋考その他漢籍関連若干などなど。

小右記や御堂関白記なども送ろうかと思ったが、授業で参照することもあるので当面見送り。


大物としては、新編国歌大観10巻全20冊がある。大判でとても分厚いものだ。学生時代にはよくお世話になったけれど、もうこんなにたくさんは要らない。職場の図書館にもあるし。ところで、整理していてい気づいたのだけれど、10巻めがない。どこへやったんだろう。





まだ他にも売り払ったり某所に送ったりするものもあるかもしれない。

候補としては、日本随筆大成がある。全部100冊を超えてしまう。場所をとることこの上ない。何とかしたいと思うのだけれど、趣味で読んだりするのでまだ手放せない感じ。第一期だけ手元に残して残りを某所という手もあるか。

論理学関係や動物行動学関係、海外文学関係もちょっと迷っている。これらは売り払うことはないと思うけれど、某所に置いておいてもいいかという感じ。

古典、国語学・言語学、日本史、哲学・思想関係は今回は手をつけなかったけれど、いったん本を手放すとなると、もっと身軽になりたい気もしてくるから不思議だ。

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