2014年8月24日日曜日

旧暦7/29 ゴーストライター

垂渓庵です。

ゴールドライタンではない。と書いて思ったのだが、全体的に社会がタバコ離れに動いていく中、やっぱりこれのリメイクはないのだろう。たぶん発想の元はライターだろうし。わたしの中では、トランスフォーマーなどと同じ位置づけなのだけれど、実写版の新作が公開されているトランスフォーマーとはずいぶん異なる。

というようなことは実はどうでもよく、ゴーストライターの話だった。ウイキペディアの同項目を見ると、え、この人がゴーストライターをやってたのか、という人がたくさんいる。考えてみれば、後には文名が高い人も、最初はかけ出しだったろうから、当然と言えば当然の話なのかも知れない。

野間宏の『文章入門』を読もうとして、ふとこれは野間自身が書いたものか、それとも代作なのかと気になってネットで調べてみると、上記のウイキペディアの項目に行き着いた次第。野間の名誉のために書いておくと、『文章入門』は代作ではないようだ。

そもそも、野間の本を代作かもと思ったのは、川端康成の『新文章読本』が代作だという話を以前読んだことがあったからだ。今回、ウイキペディアにもその旨の記述があった。なんと驚いたことに代作者は伊藤整らしい。すごい取り合わせだ。これは、作者と代作者の名前を併記する形で売ってみたらどうだろう。案外売れるかもしれない。

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