今回は本来なら「図書館開館祝詞」の本文を紹介するはずだったけれど、前回のエントリーを投稿してから、毎日新聞電子版に今回のタイトルを冠した記事があることを知った。22日付けの記事である。
いったいどうしてそんなことになるのか。学校の怪談? 都市伝説? そんなものが新聞でとりあげられたりしないだろう。記事にするのは「恐怖新聞」ぐらいのものだ。
殺人事件や不審死が重なった? 名探偵○ナンや金○一少年が過労死で倒れるに違いない。何か出るのか? 妖怪ウ○ッチじゃあるまいし。じゃあなんだ。
何はともあれ、記事の一部を引用してみる。
大阪の府立高校の約2割にあたる24校の図書館が、昼休みや放課後などに生徒が利用できない「開かず」の状態にあり、府監査委員が改善を求めるこ とが分かった。近く監査結果を公表する。2009年に行政改革で専任の学校司書が廃止され、業務を割り振られた教職員の手が回らないのが理由。府教委は司 書の代わりに全教職員が協力して図書館業務をカバーするため、各校に運営組織の設置を指示したが、約4分の1にあたる34校で未設置となっている。
2009年に行われた行政改革…。みなさん、学校図書館で何が起こったか、なんとなく想像がついたんじゃないか。記事の先の方を見てみよう。