垂渓庵です。
暑い。とんでもなく暑い。わたしはすでに夏休みに入っているけれど、うちの同僚の中には、まだ補習をしてますって人もいる。もちろん教室に冷房は入っているが、この暑さである。いいかげん辟易しているのではないだろうか。わたしなら脱走するかもしれない。そして他の同僚と追いかけっこを演じるのである。おっかなびっくり追いかけてくるのはエヌ氏。BGMはサンバ。
などとバカな空想にふけってしまうほど暑い。もちろん、世の中には、この暑さの中営業で走り回ったり、肉体労働で汗を流す人もいるわけで、クーラーの効いた中で授業するぐらいがなんぼのもんや、と思わなくもない。が、やっぱり暑いのはやだ。内田百閒ばりに言えば、いやなものはいやだ、なのである。
さて、そんな中、生徒に借りたラノベを読んでみる。早朝の読書の時間に生徒が持ってきて読んでいる本を見ていると、ほんとにラノベが多い。わたしが学生の頃に読書の時間があったら、みんなどんな本を読んでいただろう。わたし自身は北杜夫や内田百閒を読んだに違いない。でもみんなが読んだとは思えない。多いのはやっぱり星新一や筒井康隆あたりということになるんじゃないか。SFだな。
ラノベにもSF的要素を含む作品はたくさんある。が、星新一、筒井康隆などなどの作品とは少し違うところもあるように思う。というようなことを近いうちに考えてみたい。暑さに負けなければ。
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