垂渓庵です。
秋スタートのアニメの新番組が始まっている。ということは、夏スタートのアニメの多くは終わったということだ。このワンクールごとにどんどん作品が入れ替わっていく形式にはやっぱり慣れない。サザエさんやドラえもんといった超長寿のお化け番組は別として、やっぱり1年からせめて半年ぐらいのサイクルで作品が入れ替わってほしいと思う。全体の構成云々というような難しい話からそう思うのではなくて、単に作品名や登場人物名が覚えられないのだ。いや、そもそもどんな話なのかもあやふやになってしまう。記憶力の劣化というやつである。
そのうち劣化したおれの頭の中では、たぶんあり得ない組み合わせの冒険者のパーティーや、登場人物や舞台設定その他がどこかおかしい作品が生み出されていくことだろう。登場人物が死ぬと人型の穴ぼこができる異世界の話や、スライム狩ってチートな力が身についた魔女が薬屋を営む話などなど、今でも油断するとあれはなんだっけと存在しないはずの作品について考えていないとは言い切れないのがつらいところだ。
しかし、である。12、3話で完結する作品を多く見続けていると、4クールの作品など長すぎて視聴する気にならないのも確かだ。1~2クールを定期的あるいは不定期に積み上げる作品が望ましいと思わなくもないが、上記のおれの記憶の劣化が壁になる。外部記憶装置がほしくなるのはこんな時だ。そういや、外部記憶も含めて全身を義体化した消防士の主人公が活躍する作品があったなあ。あれはなんだっけ。
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