垂渓庵です。
某所で日記を書き綴っている。細々と書き続けて六年近くになる。しかし、ここふた月以上、ほとんど更新をしなかった。
もちろん、仕事が立て込んでいる時などに、更新しないままになる時がなかったわけではない。が、長くて半月程度だったのではないか。ふた月以上もほとんど更新しないままでいるということはなかったはずだ。
今年は高三の担任なので何かと忙しくはなるが、まだ本格的な忙しさはやってきていない。プライベートで忙しい事情が生じているわけでもない。
どうしてなのかと考えてみて、このブログの存在が浮かび上がってきた。
このブログは、以前Z会で書かせてもらっていた頃を含めると、五年以上書き続けていることになる。が、スタートはほぼ週二の更新だった。
私的なブログでなかったこともあり、何かまとまったネタを書こうと思うと、週二のペースが限度だったのである。
システム上、更新申請と実際の更新の間にどうしてもタイムラグが生じてしまうため、実際の更新がどうしても不定期に近い感じになってしまっていた。そのためもあって、結局週一の更新で落ちついたのはいつごろのことだったろう。そんなこんなで、まとまった話の持ちネタだけはえらいこと増えてしまった。今もきちんと文章の形にしていないものがずいぶんある。
しかし、こっちに引っ越してきてから事情は変わった。ある程度まとまっていなくても、分割して何日かで書き上げればいいや、という感じになってきたのである。
当然、更新頻度は上がる。それと反比例するように、某所での日記の更新が減っていった。
どうも、わたしには文章量一定の法則とでもいうべきものがあるようだ。
日記の記事、ブログの記事、原稿仕事、川柳生活、職場での文章書き、などなどは、時期によってそれぞれに高下することはあるが、その総量は案外一定範囲内で収まっているのではないかということである。
逆に言うなら、それがわたしのキャパシティということなのだろう。もちろん、切羽詰まった場合は別だけれど。
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