2012年7月31日火曜日

旧暦6/13 はえぇ

垂渓庵です。

わたしは今の学年を担任して六年目になる。中一から持ち上がりだ。前に担任した学年を世の中に送り出したのは、もう七年も前のことだ。

生徒たちの受験相談をしていて実感しているのは、入試が七年前と様変わりしていることだ。

具体的に言うと、AO入試や推薦入試の早期化&多様化である。

以前担任していた時にもAO入試や推薦入試はもちろんあった。しかし、わたしの勤務校の生徒に関して言うと、受験する者は多くなかった。実施時期にしても、早期化の動きはあったものの、生徒への影響は限定的だった。

それが今では、受験を検討する者がクラスに何人もいる。実施時期も以前より前倒しされている感じだ。こんな時期に調査書をほしいという生徒が何人もいるなんてことは、以前なら想像もできなかった。

実施方法にしても、そりゃAO入試ですか、それとも一般推薦ですかと思わず尋ねたくなるような状況になっている。以前なら、AO入試=小論文や面接、一般推薦=ペーパーテストというような色分けがあったもののように記憶しているが、今ではそこらの線引きも曖昧だ。おまけに、気づけば、国公立大学もわらわらとAO入試を実施している始末だ。

現役の教員であるにもかかわらず、わたしは今、プチ浦島太郎状態なのである。現在フォローしている最中だ。やれやれ。

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