2013年6月10日月曜日

旧暦5/2 ウォークマン

垂渓庵です。

うちには三種類のウオークマンがある。

ひとつは、確か去年買ったやつ。それ以前に使っていたiPodが、容量不足でちょっと使い勝手が悪くなってきたので、乗り換えたやつだ。容量が増えたおかげで、手持ちのCDを全部ぶちこむことができた。

不思議なのは、パソコンに保存している音楽データの容量が、新しく買ったウォークマンの容量をはるかにオーバーしているということだ。iPod用のデータとウォークマン用のデータとが重複して保存されているのか。しかし、iPodのデータはそのままウォークマンでも使えたはずで、新たにCDの情報を取り込んだ覚えはないのだけれど。不思議な気はするが、面倒なので調べていない。


さて、残り二つのウオークマンは、どちらも今や化石となりつつあるタイプのものだ。いや、もうなっているのか。一つは、カセットテープを使用するやつ。

これを買ったのはもうどれぐらい前のことだろう。もうかれこれ二十年ぐらい経つのだろうか。アフリカンパーカッションのバンドに参加していた頃、ママディ・ケイタやワラバのワークショップに参加するたびにこれで録音していた。


何年かして買ったのが、手持ちの三種類目、MDウォークマンだ。これもワークショップで録音するために使っていた。カセットテープよりも録音時間が長くなるので買ったように思う。わたしにしては珍しく、はしりの頃に買った。

どちらも今では電源を入れることもなくなっていて、まだ使えるのかどうかも定かではない。と書いていて、ちょっと懐かしくなっていじってみた。なんと両方とも電池が入っている。いったいいつの電池だ。電池のケースを確認してみたところ、液漏れしてはいないようだ。電池を外してしまっておこう。結局スイッチは入れなかった。動くかどうかは分からないままだ。

世の中に流通していた期間で言うと、
 テープウォークマン>MDウォークマン>今のウォークマン
となるだろうか。今後、今のタイプのウォークマンが長く使用され続ければ、この順位は変わることになるけれど、何となくテープウォークマンの地位は当面揺るがないような気がする。

電子機器──死語か──の興亡のめまぐるしさから考えて、そんな気がするのだ。そのめまぐるしさがいつまで続くのかは何とも言えないけれど。

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