2015年9月1日火曜日

旧暦7/19 はじまった! と蔵書整理

垂渓庵です。

いよいよ新学期が始まった。と言ってもすでに短縮授業が始まっているので、あまり実感はない。

実感はないが、いよいよ明日から七時間授業だ。なんか今、じんわりといやな感じに襲われた。そうか、ひるからさっさと帰るというようなこともやれなくなるのだな。むう。

さて、新学期を迎えるにあたってというわけでもないが、またもや蔵書の整理をしている。もっと身軽に、というわけだ。


あまり本は買わないようにしているつもりでも、気づけばえらいこと本が増えている。毎日掃除していても、どっかから埃が湧いてくるようなものだな。生活していればどうしてもしようのないことだ、と言えるだろう。いや、言えない。

今回は、専門書や漢籍もどばっと売り払おうかと考えている。全然読まない本を持っていてもなあ、と思うわけだ。

というわけで、最低でも六段のスチール本棚二本分をふるいにかけようかと思う。問題は、スチール本棚二本分ぐらいで古本屋さんが引き取りに来てくれるかというものだ。どうだろう。

残すのは、目崎徳衛、片桐洋一、増田繁夫、今西祐一郎、亀井孝、小松英雄などのどちらかというとお気に入りの研究者の著作、古典の本文類などなど。

売り払うのは、あまりお気に入りではない研究者の本、全唐詩、原本系玉篇残巻、太平御覧などの漢籍類、職場などで簡単に閲覧できる岩波の大系や小学館の全集類、そのへんに入っているような古典の影印本や校訂本文、原典探しの過程でむやみに増えた新書のたぐい、趣味と原典探しと半々とで買った思想・哲学・歴史関係の本などなど。

今、どうしようかなと迷っているのは、書物捜索、国書逸文みたいな本だ。と言ってもあまり一般的ではないから分からないかもしれない。とにかく、マイナーどころでけっこう面白いものと思ってもらえるといい。そいつらをどうしようかと思っている。授業で使うこともなく、原典として用いることもないけれど、時々見返したりするので、ちょっとためらうところがあるわけだ。

あ、和書のたぐいはどうするかな。伊勢物語と源氏物語評釈、先哲叢談、博物新編訳解、西洋夜話などなど。でも授業でも使うし、ちょっとためらうところだ。

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