垂渓庵です。
国会内外がきなくさいことになっている。
多くの反対の声が上がっている中、安保法案が強行採決されようとしている。
賛否については今は詳しくは触れない。結論だけ書いておく。わたしは法案には反対だ。
それにしても、可笑しいのは、理事会室前に陣取った女性議員たちの「セクハラだ」抗議に思うように野党議員を排除できない与党の方々だ。
考えてもみてほしい。堂々と憲法の改正を行った上での安保法案審議ではなく、どうも裏口から入りました的な胡散臭さをぬぐいきれない形で法案を通そうとする方々が、どうして女性議員たちへのセクハラごときを気にするのだろう。
天下国家のために信念を持って法案を通そうとするなら、そのんなことを気にしなさんなと言いたい。自己の保身の方が天下国家よりも大事なのか、法案成立へ向けての動きに内心後ろめたさを感じているのか。いずれにしても覚悟というものが感じられない振る舞いだ。ちゃんちゃらおかしいというやつである。
その程度の覚悟しかない人々によってこんな重大な案件が決められてしまうのだ。これが笑わずにいられるだろうか。
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