垂渓庵です。
小学校から中学にかけて星が好きでよく望遠鏡を覗いていた。ちょうどそのころだった。ボイジャーが打ち上げられたのは。
先日、ボイジャー1号が太陽系を離れて恒星間宇宙に出たというニュースに接した。望遠鏡を覗かなくなって久しいけれど、ちょっと感慨が湧かなくもない。当時の天文ガイドなどには、打ち上げ時点での予定というか、行程表というか、そんなのが載っていたような気もする。それとのずれがあるのかないのか、ちょっと興味がある。
そんな連想が働いたのか、たまたまTSUTAYAでDVDを物色している時に、小惑星探査衛星であるハヤブサの帰還を描いたものが目にとまった。大手三社が競作したのだったか。そのうち、渡辺謙さん主演のものは見ていたので、今度は竹内結子さん主演のものを借りることにした。
で、見てみた。竹内ハヤブサは、ひょんな事からジャクサに関わることとなった竹内さん視点で作品が描かれており、渡辺ハヤブサとくらべると、科学者、技術者の泥臭い人間ドラマ的な要素は少ない。その分、竹内さん演じる主人公に感情移入しやすいものになっているような気がした。どちらをよしとするかは好みの分かれるところだろうけれど、どちらも見応えがあった。こうなれば、あと残る一本の藤原ハヤブサ(杏ハヤブサ?)も見てみるかな。
と、ここまで書いていて思い出したけれど、ボイジャーの前に、人類に関する情報を書き込んだ金属板を載せたパイオニアって探査機があったはずだ。あれはボイジャーよりもはるかに前に太陽系を離脱したもののように思ったが、違うのか。わたしの勘違いかな。
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