垂渓庵です。
このところ少しばたばたしている。今日は本当にどうでもよいネタだ。いや、ネタですらない。
今日は旧暦で4/1。エイプリルフールだ。ということは、嘘をついてもよいわけだ。と思うが、本当だろうか。新暦と旧暦は違うものだから別々に考えないといけないと言われれば、そうかもしれないという気になる。
が、それなら旧暦で行われていた行事類はどうなるのだ、という疑問が湧いてくる。三月三日、五月五日、七月七日、それぞれに「桃の節句」、「端午の節句」、「七夕」なわけだけれど、これはあくまでも旧暦で行っていた日だ。それを重んじるなら、単純に現行の暦の同じ月日にやるのはおかしい、となる。
まだある。赤穂浪士の討ち入りは12月14日だ。が、これも当然旧暦。今の暦に換算すると、1月30日になる。ちょっと印象が違ってきてしまう。
ことほどさように、歴史的な出来事や年中行事は、厳密に「旧暦→新暦」換算してしまうと、おかしな具合になってしまう。月日を単純にスライドさせる方が直感的に理解しやすいということだ。となれば、新暦──というか、西暦=太陽暦だな──4月1日の行事を旧暦──もちろん太陰暦。厳密に言うと太陰太陽暦──4月1日に行っても不都合はないということになる。もちろん、旧暦を使っている社会では、という条件がつくけれど。
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