2012年5月2日水曜日

旧暦閏3/12 赤外線異常あるいはプリントアウト

垂渓庵です。

昨日で現代の世相を斬るシリーズの再掲は一段落だ。柄にもないことはよしにしようと思うが、昨日も少し書いたように、情報通信機器の進化には目を瞠るものがある。

昨日、十年以上前に卒業した生徒がやってきた。幸いなことに顔を合わせて程なく名前を思い出すことができた。今は心理学、認知科学、工学の境界領域のようなところで研究をしているらしい。ダマシオやラマチャンドランあたりとやっていることが重なるのか今度聞いてみようと思うが、なかなかに興味深い研究分野のような気がする。


さて、その彼と出会ったのは、ちょうど授業に向かう直前のことだった。時間がないこともあり、少し立ち話をしてから、とりあえず連絡先を教えてもらった。彼はわたしの携帯と彼の携帯とで赤外線通信というやつをやろうと試みたのだがうまくいかなかった。わたしの携帯の赤外線発信・受信部がどこにあるのかよく分からなかったための失敗だ。 わたしが自分の携帯を十分に使いこなしていないのが原因だ。時間がなかったこともあり、結局彼が名刺を引っ張り出して手渡してくれることとなった。

情報通信機器の進化はとても速い。それはそれで悪いことではないが、扱いに習熟していないと当然のことながら十分に使いこなすことはできない。 しかし、わたしには習熟に時間をかけて使いこなす気持ちはさらさらない。いや、ネットで検索程度のことならやっているし、パソコンの動作速度を上げるための小細工などに興味もなくはない。が、それ以上のことをやろうとも思わない。


昨日は結局頼れるのは紙だよな、 と改めて感じた一日だった。このゴールデンウイークを利用して、ネットからPDFファイルの形でとってきたいろいろな文書をプリントアウトしておこうかな。

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