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2022年7月8日金曜日

旧暦6/10 喪章

 垂渓庵です。

 安倍元総理が銃撃を受けて亡くなられた。なんということだろう。折しも参議院選挙の投票の直前だ。思想信条の違いはあっても構わないけれど、わたしの思想信条も安倍元総理のものとだいぶ異なると思うけれど、これは許せない。

選挙を戦う与野党のみなさん。明日はぜひ党派の違いを超えて、喪章を身につけて選挙戦を戦ってください。この凶行は明らかな民主主義への挑戦です。

2022年6月17日金曜日

旧暦5/19 見せしめ

 垂渓庵です。

 多くの死者を出した遊覧船の業者が事業許可取り消しの行政処分を受けた。当たり前に思えるが、当事者の社長さんは、違う感想をお持ちのようだ。で、行政処分に関して「見せしめ」だという旨の発言をしたみたいだ。

 それを言った意図が実はよく分からない。報道を見る限り、ずさんな管理運営の結果、あれだけの事故を起こしてしまったのだ。事業許可取り消しの行政処分はしごくもっともに思えるし、大いに同業他社への「見せしめ」になってほしいところだ。あの社長さんのところと同じようなずさんな会社はそうそうないだろうけれど、一罰百戒的なことを期待してはなぜだめなのか。あの社長さんにとっくりと聞いてみたいところだが、口をききたくもないのが正直なところなので、聞く機会はないままなのだろうと思う。

お亡くなりになった方の冥福を祈ります。

2022年3月2日水曜日

旧暦1/29 ロシアに反対

 垂渓庵です。

遅ればせではあるし、影響力もないが、ロシアのウクライナ侵略に対して反対を表明しておきたい。どう考えても今回の侵略はロシアの無理筋だろう。帝国主義の時代じゃあるまいし。ロシア国内でもウクライナ侵攻への抗議活動が続いているそうだ。そりゃそうだ。それが普通の市民の反応だ。この活動にも連帯の意志を表明しておこう。プーチンさん、何か重大な計算ミスをしているような気がしてならない。今の時代に大規模軍事作戦は引き合わないということを身を以て思い知ればいいと思う。ウクライナ人にもロシア人にもプーチンさんが計算違いを思い知るための犠牲者が一人でも少なくてすみますように。

やはりこういう暴挙は許さないということを明確に表明しておかないといけないと思った次第。

2022年2月18日金曜日

旧暦1/18 お役所仕事、ひどくねえか

 垂渓庵です。

三回目のワクチンのクーポンが先日届いたのだが、接種可能日が4月末日になっている。えらいこと先じゃんと思っていると、娘の担任の先生が明日ワクチン接種に行くと言っていたらしいことを知る。そういや教育関係者は早くにうてるのだっけかと思い出し、だめもとで市のワクチンダイヤルというやつに電話してみたところ衝撃の事実が発覚した。

なんとクーポンその他封筒の内容一切は前回のワクチン接種の八ヶ月後にワクチン接種が可能だった時点での刷り物らしく、全部の情報を2ヶ月前倒しにしてくれというものだった。ということは、おれの場合は接種の可能日は2月21日からとなる。なんじゃそら。すぐじゃん。

ちなみに、そのような訂正が必要だという刷り物の一つでも入っていればまだしも、そんなものは一切入ってない。後追いで葉書が届くということもない。ひどくねえか。ということは、だ。クーポンの指示が正解だと頭から信じてその日付を待って予約を入れる人がいるに違いない。いや、下手すりゃそんな人の方が多いことも考えられる。たぶんわが市だけがそんな理解不能な対応をしているとは思えない。お役所仕事もここに極まれりだな。そりゃ3回目の接種が進まないはずだ。なんというバカな話か。 

みなさんもいつから接種可能か、よく確認した方がよいですよ。

2021年9月30日木曜日

旧暦8/24 新総裁誕生

 垂渓庵です。

 アニメを見たり国文学関係の本を眺めたり、世の中の動きとあまり関係ないところで時間を費やしているうちに、気づけば自民党の総裁が岸田さんに変わっている。写真を見る限り、岸田さんの顔が以前より大きく平たくなっている気がしないでもないが、石破さんに近づいていっている気がしないでもないが、コロナ対策でえらいこと不評だった菅さんからの交代は、世の中的には歓迎されているのではなかろうかと思う。

 わたしは岸田さんについてはほとんど知るところがないのではっきりと論評することはできないが、河野さんや高市さん、野田さんの処遇を見れば岸田内閣が強権的な政治を行うのか、そうではなく党内の批判的な勢力も取り込んで、コロナ対策や経済対策に粘り強く取り組んでいこうとしているのかが分かるのではないかと思う。

  安倍さんや菅さんの石破外しは見ていて気持ちのいいものではなかった。そしてそれが安倍さんや菅さんの政治姿勢を表していたと思うのだ。石破さんの顔があまり気持ちいくないということはあるにしても、である。

 というようなことを書くのがわたしに似合っていないことは百も承知だ。でも、ブログの本格的な再開に向けて多少は保守点検しようかと思った時、これぐらいしか思い浮かばなかったのだ。池袋の暴走事故の被告の話や幼児に熱湯をかけて殺したやつの話は、あまりにも悲惨すぎるし、はらわたが煮えくり返る。こんなやつは死刑でいいという乱暴なことしか欠けない気がしたので避けたのである。ああ、疲れた。 

 しかし、気づけば石○さんの顔が気持ち悪いとしか言っていないような気がするな、このブログ。

2016年9月6日火曜日

旧暦8/6 久しぶりとGメール

垂渓庵です。

すっかりごぶさたしている。みなさん、お変わりないだろうか。

何やら雑務に取り紛れているうちに、更新の間隔がすさまじく空いてしまった。

相変わらず浪曲生活を送っている。最近は、講談にも手を伸ばしだしている。

さて、わたしはGメールを利用しているのだけれど、先日全然覚えのない業者から商品の発送に関わるメールが来た。これが詐欺メールかと思ったが、少し変だ。ただの商品を発送する云々という内容の連絡メールに過ぎない。どうも不思議なので、ネットで検索してみると住所も電話番号もメールの通りのちゃんとした会社のようだった。

これはあれか、カード情報が漏れたのかとも思ったが、連絡メールを信じるなら三千円程度の品物でしかない。カード情報が漏れたのなら、そんな小さな額ではすまない気もする。メールが間違ってきているのかもしれないと思いついた。しかし、天下のGoogleがそんな初歩的なことをするとも思えない。

あれやこれやと考えたが埒があかない。思い切ってその会社に非通知で電話してみた。メールの内容と心当たりがないむねを伝えると、向こうでも分からない様子。というか、最初はこちらが電話した用件自体を理解できないようだった。だろうな。おれも会社の中の人だったらそう思う。こちらも?あちらも?である。で、あれこれ話し合った後、商品を購入した人に直接連絡してくれることとなった。その結果を伝えてもらうこととし、こちらの電話番号を言っておいた。

後刻会社の人から電話があり、どうやら注文した人がメルアドの入力をミスしたようだ。わたしのアドレスの後に番号を入れなきゃいけなかったらしい。

そこで気がついた。わたしのアドレスは今のGメールの利用者状況からすると、珍しい部類に入るのかも知れない。おれのアドレスは

名字ドット名前の頭文字@gmail.com

という形になっている。くだんの注文主は名前の頭文字の後に3だか4だかの数字を入れ忘れていたそうだ。

つまりわたしと「名字」「名前の頭文字」が同じ人が少なくとも3人か4人いるわけだ。わたしが数字なしのアドレスを持っているので、同じような構成のアドレスにしたい人は前後に何らかの数字や記号を入れるしかないわけだ。オリジナルはわたしで、他の人たちはクローン。クローンが劣化することは聞いたことがあるけれど、オリジナルが劣化しているのは珍しい。……。

ところで、情報弱者のわたしがどうしてこんなアドレスを持つにいたったのかというと、Gメールの使用時期が2006年まで遡るからだ。その頃はまだベータ版だったのではないか。おまけに中の人から紹介されないとアドレスをもらえなかった。おそらく利用者は桁違いに少なかったのだろう。そんなわけで、思った通りのアドレスにすることができたのだ。当時はフリーメールで容量1Gというのは驚異だった。10年経った現在もその半分も使っていない。

と書いていてふと気になった。ネットがらみの詐欺や犯罪がそこここで起こっている。こんな単純なメルアドはいけないのかもしれない。やっぱりわたしは情報弱者だったのか。

2016年5月1日日曜日

旧暦3/25 偽装

垂渓庵です。

ワーゲンだけかと思っていたら、三菱もやってました。偽装。

最近では、耐震ゴムのデータ偽装もあった。食品関係でもなんかあったな。冷凍食品関係だったか。車関係では、エアバッグの欠陥てのもあった。原発関係でもデータ隠しや事故隠しなんてのは昔からあった。カトリック教会の性的虐待というのも問題になっていたな。

以 前も書いたと思うが、科学的に安全であるとか妥当であるとかいう以前に、人間は基本的に下らないこと、愚劣なことをやりかねない存在であるということを頭 に入れておく必要がある。そんな人間が、あまりにも巨大なシステムを管理するというのは、すこぶる危険なことなんだろうな。

ば れなきゃいいという風潮を改めるためにはどうすればいいか。ばれた時の罰をとんでもなく重くするのも一つの方法だ。もちろん、現職だけではなく、過去に 遡って罰してやるのである。三菱も25年以上の長きにわたって偽装していたそうだから、その間に要路にいた人間を全て罰してやればいい、と個人的には思 う。財産没収、ついでに矯正施設にでも入ってもらう。こんなものに時効などいらないだろう。カトリックの性的虐待も同様だ。

それはひどすぎる、という人は彼らを許しておやりなさい。偽装の種類によっては多くの人が死ぬ。人が死ぬ偽装だからだめ、死なない偽装だからいいというものではないだろう。人が死なない偽装でも、長期にわたれば誰にどんな影響が及ぶか分かったものではない。

たぶんこういうことをやる連中は、嘘をついてはいけません、と教わらなかったんだろう。しつけがなっちゃいないわけだ。親の顔が見てみたいものだ。「本人の顔と親の顔もさらしてやってはいいのではないか」、と提案されたとしたら、わたしはそれを拒否できる気がしない。

2016年4月17日日曜日

旧暦3/11 震災寄付

垂渓庵です。

すっかりご無沙汰しています。いつもと同じく、何ということもなく更新をしないままにブログを放置していた。いったん間隔が空いてしまうと、再開するのにはエネルギーが必要だ。その必要なエネルギー量が増えている気がする。これはあれか。老化か。トマトジュース飲もう。


などとのんきなことを言っている場合ではない。熊本では大変なことになっている。九州各地で余震が相次ぎ、南海トラフ地震につながるのではないかとも言われている。本震は阪神淡路大震災規模だったけれど、大都市直下で起こったのではなかったので、死傷者の数が比較的小さい。しかし、避難生活を強いられる人はとても多く、今日の雨で健康を損なう人が多く出ないか心配だ。雨による土砂崩れも多発するのではないか、気がかりなところでもある。

わたしは職場の最寄り駅から職場までのバス乗車区間を歩いて浮いたバス代を東北の地震に寄付しているわけだけれど、当面の間、半分を熊本の地震への寄付に回そうと思う。どちらも日本赤十字や日本財団などで受け付けている。

ちなみに、東北の地震に対する日本赤十字の受付は、いったんこの三月で終了の予定だったが、来年三月末まで何度目かの延長がされている。大規模災害からの復興は容易なことではない。息の長い支援が必要だ。

2016年2月26日金曜日

旧暦1/18 18才で選挙権

垂渓庵です。今日は旧暦で18日なので、18にちなんで選挙権について考えてみようと思う。

選挙権が18才に引き下げられる。それだけしっかりした若者が増えているというわけだから、この国にとってまことに慶賀の至りだ。旗を揚げてお祝いしたいぐらいである。

しかし、その割には成人式で騒ぎを起こす新成人だの、凶悪犯罪の低年齢化だの、大丈夫か若い衆と言いたくなる出来事に事欠かない。本当に18才はしっかりしているのか。

どうもそんな気はしない。そもそも、中学や高校へ通う学生をしかりした若者にする取り組みが継続的になされてきたという話は聞いたことがない。過程でも同様だろう。18才は一人前であるという前提で子供を遇する家庭はそんなに多いように思えない。大学生の学費もたいていは親におんぶに抱っこなんじゃないか。もちろん例外は認めるが、うちの生徒の状況を見る限りはそうだ。結局18才一人前化プロジェクトの総仕上げが選挙権の18才への引き下げというわけでは全然なさそうだ。

選挙権を引き下げることをきっかけに若者の政治意識を高めるうんぬんという話を聞いたような気もするけれど、本末転倒だろう。政治意識の高まりに対応して選挙権の年齢を引き下げるのなら分かるが、高まることを期待して引き下げてどうするのだろう。

もしも百歩譲って、これから18才を一人前に扱っていくようにしたいなら、大学の先生に担任のまねごとみたいなことをさせたり、休みがちな生徒に連絡をとらせたりなんてことはやめさせなさい。いい大人はそんなことをしてもらわなくても立派に日常生活を送れるはずです。

2016年2月25日木曜日

旧暦1/18 メルトダウン

垂渓庵です。

昨日のNHKニュースWEBに次のような記事がのった。

東京電力は、福島第一原子力発電所の事故発生から2か月たって、核燃料が溶け落ちる、メルトダウンが起 きたことをようやく認め大きな批判を浴びましたが、当時の社内のマニュアルでは事故発生から3日後にはメルトダウンと判断できたことを明らかにし、事故時 の広報の在り方が改めて問われそうです。
福島第一原発の事故では1号機から3号機までの3基で原子炉の核燃料が溶け落ちるメルトダウン=炉心溶融が起きましたが、東京電力はメルトダウンとは明言せず、正式に認めたのは発生から2か月後の5月でした。
こ れについて東京電力はこれまで、「メルトダウンを判断する根拠がなかった」と説明していましたが、事故を検証している新潟県の技術委員会の申し入れを受けて調査した結果、社内のマニュアルには炉心損傷割合が5%を超えていれば炉心溶融と判定すると明記されていたことが分かりました。(以下略)
わたしたちは科学技術そのものにというよりも、それを運用する人間を警戒する必要があるようだ。新潟県知事の出した以下のコメントからもこの間の東電上層部各位の不誠実さがうかがえる。

「事故後、5年もの間、このような重要な事実を公表せず、原発の安全対策の検証を続けている県の技術委員会に対しても真摯(しんし)に対応して来なかったことは極めて遺憾。メルトダウンを隠蔽した背景などについて今後の調査で、真実を明らかにしてほしい」

もちろん、当時メルトダウンしたと発表したからといって、どこかの誰かの対応が大きく変わることはなかったかもしれない一方、東電に対する風当たりはいっそうきつくなっていたことだろう。が、メルトダウンしているのか、いつするのか、と遠く大阪に住まいするわたしでもやきもきしたことを明瞭に記憶している。この対応はあまりにもひどくないか。

他の新聞の電子版なども参照する限り、東電の広報関係の方たちは、マニュアルのこの記述を見落としていたと言っておられる。本当だとしたらあなたたちに原発の運転資格は無いと言いたいし、嘘だとしたらあまりにも人を馬鹿にした対応だと言える。やっぱり事故は起こるべくして起こった人災だと確信する次第だ。

こんな連中がいる限り、今回の震災を受けた安全対策が仮に十全のもので、原発の再開が科学的に妥当なものだったとしても、諸手を挙げて賛成できないとわたしは思う。世の中、偽装や隠蔽、虚偽の報告があふれている。自動車関連業界でもあったし、食品関連会社でもあった。免震ゴム関係でも教育関係でもだ。政治は言うまでもない。分野は問わないのである。原発関連でもどんな偽装や虚偽の報告、隠蔽がなされるか分かったものではない。今回のニュースでそれがますます確からしくなったとわたしは思っている。ものがものだ。何かあった時の影響が大きすぎる。

東電の方々だけ無垢で純粋である、と判断していい根拠はない。もしもそう判断する人がいたら、おめでたい人だと言われても仕方ないだろう。

2016年2月23日火曜日

旧暦1/16 調べもの

垂渓庵です。

最近、時々ではあるけれど、図書館に調べものに行っている。何を調べているのかは内緒。というか、もやーっと気になることはあるけれど、まだ形になっていない。漠然と気になること関連の調べものをしているという感じだ。わかりにくくていすみません。

職場の時間割変更の関係で、わりと早い時間に図書館に行けることもある。それで気づいたのだけれど、自習をしている学生の数が減っている気がする。昼寝しに来てるんですかと言いたくなるようなおっちゃんたちは相変わらず多いのだけれど。この変化は何を意味するのだろうと思っていたら、公立の図書館で自習禁止を打ち出すところが増えてきているとかいう話を聞いた。

確かに自習学生があまりにも幅をきかせているのも迷惑な話だけれど、全面禁止というのもの何だかなあ、である。ま、座席数の少ない分館などでは仕様がないかもしれないが、座席数に余裕のある本館などでは、一定の自習スペースがあってもいいんじゃないかとも思う。旧府立中之島図書館などはそうしていたのではなかったかな。

いかん、調べものから話がそれてしまった。調べものについては、めどがついたらまた書くことにしよう。

2015年9月17日木曜日

旧暦8/5 変なの

垂渓庵です。

国会内外がきなくさいことになっている。

多くの反対の声が上がっている中、安保法案が強行採決されようとしている。

賛否については今は詳しくは触れない。結論だけ書いておく。わたしは法案には反対だ。

それにしても、可笑しいのは、理事会室前に陣取った女性議員たちの「セクハラだ」抗議に思うように野党議員を排除できない与党の方々だ。

2015年6月24日水曜日

旧暦5/9 良心的兵役忌避を考える

垂渓庵です。

この国で徴兵制が実現するようになったとしよう。別にそうなってほしいわけではないけれど、というよりも、なってほしくはないけれど、総理におかれては、そのような状況もまた良し、と思っておられるに違いない、と思われなくなくなくなくないので──あれ? ──、そういう状況も考えておかないといけないのかな、と思ったりするわけである。

で、徴兵制が実現するようになった場合のことである。思想信条信仰等々からする徴兵拒否を希望する人はきっといるはずだと思う。そういう人たちへの取り扱いはどうなるのだろう、と少し気になるのである。

欧米の例を見る限り、いわゆる良心的兵役忌避あるいは拒否者には、一年前後の社会福祉活動が義務づけられているようだ。

さて、この国の場合。為政者が率先して、国旗などへの敬意や愛国心を、道徳の名の下に強制しようとしている。

国旗に敬意を払うなとは言わないし、愛国心を持つなとも言わない。 わたしはどちらかというと逆の意見を持っている。あの旗の下に国のために多くの人が死んでいるのだ。肯定するにせよ否定するにせよ、しかるべき敬意を払うのは当然だろうと思うし、自分が生まれ育った土地になにがしかの愛情を持つのもまたあたりまえだと考える。

でも、それらはあくまでも自発的に出てくるべきものだ。法律や規則で強制されるべきものではない。今愛国心が十分でないと主張する人は、自発的な愛国心を育むことのできなかった国作りを、真っ先に恥じるべきだ。そして自分の力の至らなさを懺悔すべきだ。「こんな国にしてごめん」と。「いや、これまで自分はこの国の進路を決めうる立場にはなかった」などと言い訳する人には愛国心を云々する資格などない。そんなやつはきっと他人の思想信条など一顧だにしないことだろう。

と考えてみると、この国で徴兵制が実現したとして、良心的兵役忌避者は、肩身の狭い立場に追いやられるだろうという予想がつく。 旧日本軍の制度を参考にする限り、わたしは徴兵されることのない年齢に達しそうなのだけれど、それはそれとして、良心による兵役忌避が疎まれそうな昨今の状況を見る限り、徴兵制の導入には反対するしかないなと思ってみたりするわけだ。

徴兵は、政治家も含めて日本人がもっと成熟するまでお預けにしておくほうがいい。

2014年11月16日日曜日

旧暦閏9/24 古文を訳させるには 1

垂渓庵です。

この前バスの中であったという会話。

「古文の予習をしないといけない!」
「そんなのネットで探したら見つかるでしょ?」
「それが、どこにもないのよ」

今はネット社会だ。うまく使えば、多大の恩恵を与えてくれる。が、インターネット依存症なることばがあるごとく、使いようによっては、大きな弊害がある。

ところで、上の会話で予習をしなきゃと言っているのは、たぶんわたしが古文を教えているクラスの生徒だ。どうしてそんなことが分かるのか。

2014年9月29日月曜日

旧暦9/6 大阪府立高:「開かずの図書館」2割

垂渓庵です。

今回は本来なら「図書館開館祝詞」の本文を紹介するはずだったけれど、前回のエントリーを投稿してから、毎日新聞電子版に今回のタイトルを冠した記事があることを知った。22日付けの記事である。

いったいどうしてそんなことになるのか。学校の怪談? 都市伝説? そんなものが新聞でとりあげられたりしないだろう。記事にするのは「恐怖新聞」ぐらいのものだ。

殺人事件や不審死が重なった? 名探偵○ナンや金○一少年が過労死で倒れるに違いない。何か出るのか? 妖怪ウ○ッチじゃあるまいし。じゃあなんだ。

何はともあれ、記事の一部を引用してみる。



大阪の府立高校の約2割にあたる24校の図書館が、昼休みや放課後などに生徒が利用できない「開かず」の状態にあり、府監査委員が改善を求めるこ とが分かった。近く監査結果を公表する。2009年に行政改革で専任の学校司書が廃止され、業務を割り振られた教職員の手が回らないのが理由。府教委は司 書の代わりに全教職員が協力して図書館業務をカバーするため、各校に運営組織の設置を指示したが、約4分の1にあたる34校で未設置となっている。
2009年に行われた行政改革…。みなさん、学校図書館で何が起こったか、なんとなく想像がついたんじゃないか。記事の先の方を見てみよう。

2014年9月20日土曜日

旧暦8/27 しませんでした

垂渓庵です。

スコットランド、独立しませんでした。

独立賛成派、反対派の割合は、依然として伯仲しているけれど、事前調査よりも差が開いた形で独立反対派が上回った。

わたしの予想は外れてしまった。 やはり、百年以上前のたった二つの小説を基にしたぐらいでは、当たるはずがなかったか。

よーし、次は何を予想するかな。あれか。大阪都は実現するかどうかか。あるいはイスラム国の今後か。集団的自衛権の今後か。AKBの次のセンターか。

確実に言えるのは、これだけ雑多なレベルのものを並べている時点で、確度の高い予想などムリなのは目に見えているということだな。つるかめつるかめ。

2014年9月18日木曜日

旧暦8/25 独立するのか

垂渓庵です。


このところ、ちょっとばたばたしていて、あまり丁寧にニュースや新聞を見ていない。というわけで、スコットランドが独立することになるのか、よく分からない。最近のアンケート調査によると、僅差で反対派が有利だということだったように思うけれど。

文学の世界に目を向けると、スコットランドとイングランドの対立が窺える作品が目につく。

と言うほどいろんな作品を読んでいるわけではないけれど、思いつくものがないこともない。

2014年9月16日火曜日

旧暦8/23 ダブル吉田と珊瑚礁

垂渓庵です。

前回の「朝日新聞の往生際」には、実はまだ続きがある。はっきりしないので、曖昧にぼかして書いたけれど、「吉田調書」にしても「吉田発言」にしても、確信犯的に嘘を書いたのではないかという疑いがあるらしいのだ。

2014年9月13日土曜日

旧暦8/20 朝日新聞の往生際

垂渓庵です。

朝日新聞社社長が、「吉田調書」や「吉田発言」について、記事は嘘でしたと謝罪した。

ニュースステーションでは、朝日新聞の論説委員の方だったかな、その人も謝罪したようだ。

紙面でも「吉田発言」は嘘でしたという検証記事を載せたのだったか。

ま、間違いは誰にでもある。間違ったら訂正すればいいし、迷惑をかけたなら謝ればいい。それだけのことだ。


が、である。朝日新聞の記者も論説委員も社長も──ひょっとして朝日新聞の社員はどいつもこいつもなのか? と思わず疑いたくなってしまう──極めて往生際の悪いというか、見ていてあからさまに不快な物言いをする。

2014年8月18日月曜日

旧暦7/23 やじろべえ

垂渓庵です。

何やら記事のアップが順調だ。これからもこの調子でいきたいところだが、たぶん無理だろう。

このブログを料理にたとえればどうなるか。と考え込むまでもなく、たぶんごった煮だろう。これは多少こましな記事だろう、と内心得意でなくもない記事もある一方、これはいかがなものか、と思われるものもある。というか、そっちの方がはるかに多い。

ちょっと情けない気もするけれど、それはそれでわたしの一面を形作っていることも確かだ。いたずらに嘆いてもつまらない。

ま、気を落とすことなく、気長に更新を続けよう。つるかめつるかめ。

ところで、何やらきな臭い雰囲気の昨今、原爆記念日や終戦記念日を迎えての番組を見ながら、自分の立ち位置は、と考えてみて気付いたことがある。どうやらわたしは、世の中が右傾化すれば左の方に、左傾化すれば右の方に引かれる傾向があるらしい。今はどちらにひかれるか。考えるまでもなく答えははっきりしている。

というわけで、エルトゥールル号については、当面授業で触れないことだろう。ほんとうは読ませたいところだけれど。石牟礼道子さんや原田良純さんの文章は積極的に読ませよう。フチークにも触れるとしよう。所長の言うカナリヤだな。

というわけで、残念ながらソルジェニーツィンには、しばらく触れないようにします、所長。