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2021年11月26日金曜日

旧暦10/22 この世に神はいるのか

垂渓庵です。

もう昔も昔、大昔の話である。高校を卒業してしばらく経った頃、今はなくなってしまった旭屋書店梅田本店ビルで本を物色していた時のことだ。高校の地学部の先輩のK田さんとばったり出くわした。3階の岩波文庫の棚の前あたりだったと思う。K田さんはおれと違って温厚を絵に描いたような人で、在学時から常に穏やかににこやかに人に接する方だった。おれたちは「久しぶり」「お久しぶりです。大学生活はどうですか」「必要な単位をとるのに忙しくて」と型どおりの会話を続けていたように思う。それが何の話からだったのか、全く覚えがないのだけれど、神は存在するかというような方向に話題が移っていった。おれはあの時フォイエルバッハの『キリスト教の本質』の上巻を買ったと思う。そんなところから話題が神がかっていったのかも知れない。

あの時も、いや、その後も、おれはずっといい加減な人間だ。いきなり「神は…」と言われても困るのだが、「神はいないと思う」というようなことを答えたのではなかったか。もしも神がいるなら、なぜべらぼうな数の戦死者を出す戦争が起こり、悲惨な境遇の人が生まれ続けるのか分からないというようなことを付け加えたと思う。

それに対するK田さんの返事はどうだったか。残念ながら忘れてしまった。その後しばらく立ち話を続けて別れた。それ以後K田さんにお目にかかることはないままだ。なぜだかそんなことを思い出した。

2016年2月24日水曜日

旧暦1/17 法華経の経文。

垂渓庵です。

『仏教漢文の読み方』という本を読んでいる。必要に迫られているわけではない。趣味で、としか言いようがない。面白いかというと、面白い。わたしはためにする読書があまり好きではない。同様に、面白くないものを無理矢理読むというのもやはり好まない。時には我慢して読むこともないではないけれど、そこはそれ、何となく面白くなりそうな予感がしたり、無理くり小難しい本を読んでいる自分に酔うこともあったりで、それなりに読んでいく動機付けというものがある。

ということはここでの本筋ではない。著者の金岡照光さんが挙げている話の中に、漢文のお経をそらんじている人も、内容については和讃など経由の知識が主で、経典の漢文をきちんと読んで理解している人は案外少ないよね、ということが書かれていた。もちろん、こんな砕けた書き方をしておられるわけではない。この本はもっときちんとした本です。

そのくだりを読んでいて思い出した。たしか中学か高校の頃、うちにあった法華経を訓読した形のお経にいったい何が書かれているのか気になった。何らかの真理でも書かれているのかもしれないと思ったんじゃなかったか。で、母に質問してみたところが、あまりはかばかしい答えが返ってこない。なんといい加減なと思わなくもなかったが、答えが返ってこないのだから仕様がない。

で、何をしたかというと、岩波文庫の法華経を買って読んだのだ。サンスクリットかパーリ語からの訳と漢訳とが対照されていたのではなかったか。口語訳は厳密な意味での漢訳の翻訳ではなかったので、少し丁寧に対照させて読むとずれが目についたけれど、そんなことは気にせず読んだ。そして、法華経って妙な本だと思った。だって、このお経はすごいぞというようなことが何回も書かれていたのだから。ああ、だから妙法蓮華経なのかと得心した、というのは嘘で、なんでこんな風に書かれているんだろうとは思ったものの、それっきりとなってしまったのだった。

というようなどうでもいい記憶が金岡さんの本を読んでいて呼び起こされた。他のお経には何が書かれているのか気にならなくもないけれど、もうあの頃のように無理くり長いものを読み通す気力はないだろうなあ。

2012年11月19日月曜日

旧暦10/6 神津善行の番組推理

垂渓庵です。

都合により、サッチモのCDの話は次回ね。

どうも最近物忘れの度合いが増してきている気がする。古いことも新しいこともぼろぼろと抜け落ちていくような感じだ。髪の毛が抜け落ちるのとどちらのペースが速いのだろう。

2012年4月17日火曜日

旧暦3/27 再掲 ゲームとコンビニと携帯電話2

垂渓庵です。

これは2008年12月に公開した。ヒロちゃんというのは幼なじみだ。コウちゃんやタクと一緒によく遊んだ。その頃の思い出をいくつかブログに書いてある。今は省略するけれど、いつか機会があれば紹介したいと思う。

以下本文

垂渓庵です。

まずひとつめのゲーム。

いわゆるボードゲームじゃありません。

人生ゲームとかモノポリーとか。

消える魔球の野球ゲームもありました。

小さな鉄球か何かを魚雷に見立てる水雷戦のゲームなんてのも。

こんなことやあんなこと、ともに死線を乗り越えてきたヒロちゃんの家で遊び興じたものでした。

ピーコックだとかなんとかいう名前の登場人物たちが出てくる推理ゲームみたいなのもあったような気が…。

しかし、この辺は少し記憶が曖昧です。

何にしても、何もかもがみな懐かしい……。

ああ、いけない。沖田艦長になってしまった。