垂渓庵です。
今日の内容は、世の中的には周知の事柄なのかも知れない。が、わたしは、ちょっと「へえ」と思ったので書いてみる。
『むすんでひらいて』という歌がある。誰もが知っている歌とメロディーだと思う。
あの歌には、別の歌詞があるのだと大学時代の先輩のニシさんから聞いたことがある。
ものすごく曖昧なのだけれど、「むすんでひらいて」の部分が、「見渡せば春柳(はるやなぎ)」となっていたように思う。
なぜそんなことになるのか、忘れてしまった。
今日はそれが本題ではない。今日の本題は…
あの歌の作曲者が、なんと、ジャン・ジャック・ルソーだということなのだ。
これには驚いた。 あの愛らしい歌の作曲者がルソーだったとは。
イギリスの歴史家ポール・ジョンソンの『インテレクチュアルズ』によれば、ルソーは下宿先の女中に子どもを何人も産ませ、全部養育院に追っぱらってしまったらしい。
フランス革命の下地を作ったルソーがそんなことをしていたなんて。
『インテレクチュアルズ』を読んだ時はけっこう驚いた。
ルソーに入れ込んでいたわけではないので、ショックというわけではなかったけれど。
しかし、とんでもないろくでなしのルソーがこんな愛らしい曲を作曲していたとは。
これは、いっそうびっくりだ。というか、軽くショックかもしれない。
いつの時点で曲を作ったのか知らないけれど、ルソーというのはどういう人間だったのだろう。
この曲を作ってから壊れたのか。それとももともと壊れていたのか。
そんな風に考えるよりも、一人の人間がいかに複雑な存在なのかということに思いをいたすべきなのかもしれない。
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