垂渓庵です。
これは2010年7月に公開した。シリーズを始めるに当たっての前口上だけれど、最初の和歌はわからんの記事が間に合わなかったための苦し紛れだったような気がする。いかぬいかぬ。
以下本文
垂渓庵です。
「定信ったら」シリーズで江戸随筆に切り込み、「直球勝負」シリーズで現代文学を鋭くえぐる耽読翫市が、満を持して放つ新シリーズ! その名も「和歌はわからん」。
えーと、いきなり位負けしているようなシリーズ名ですが、文学史の王道たる和歌とがっぷり四つに取り組む本格的な和歌講釈シリーズとなる、はずです。
和歌の解釈はなかなかに難しいもの。そのためか、大学入試でも和歌そのものを正面から取り上げて出題されることはあまりないように思います。せいぜいが紀行文や物語文に出てくる和歌が、本文との関連で問題になるくらいでしょうか。
そんな和歌ですが、江戸時代ぐらいまでは、文学史の第一等の座を占め、連綿と作られ続けてきました。そこには厖大な詩的蓄積があります。それを知らずに終わってしまうのは、あまりにもったいない。マータイさんもがっかりです。
というわけで、和歌の面白さを少しでもお伝えすべく、当ブログでも上記シリーズを始めることにした次第。近々第一回をお送りできるかと思います。
どこまでうまくいくかはわかりませんが、乞うご期待。
あ、ひょっとしてZ会的にはおれにそんな内容のブログを求めてたのか? 気づくのが遅すぎだろ(--)
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